あなたのWordPress、本当に安全ですか?
WordPressは、全世界のウェブサイトの40%以上を支える非常に強力なツールですが、その人気の高さゆえに、常にサイバー攻撃の標的となっています。
「うちは小規模だから狙われない」という考えは、現代のインターネットでは非常に危険です。攻撃の多くは特定のサイトを狙うのではなく、自動化されたツールで「対策の甘いサイト」を無差別に探し出しているからです。
この記事では、セキュリティを怠った際に起こりうる深刻なインシデントと、今日から取り組むべき対策、そしてプロによる保守の重要性を解説します。
①対策を怠った際に起こりうる10のインシデント
対策が不十分なサイトは、以下のようなリスクに常に晒されています。
サイトの改ざん:トップページが攻撃者の意図する画像や文言に書き換えられる。
マルウェアの拡散:閲覧したユーザーのデバイスにウイルスを感染させる「感染源」にされる。
管理者権限の乗っ取り:ログイン情報を盗まれ、サイトを完全にコントロールされる。
個人情報の流出:顧客リストや問い合わせデータが外部に漏洩する。
フィッシング詐欺の拠点化:銀行などの偽ログインページを勝手に作成される。
SEOスパム:検索エンジンに不適切な大量のページをインデックスされ、評価が暴落する。
メールサーバーの悪用:自社ドメインから大量のスパムメールを送信される。
不正リダイレクト:訪問者が勝手に別の詐欺サイトへ飛ばされる。
サイトの全消去:データベースやサーバー上のファイルがすべて削除される。
踏み台攻撃:自社のサーバーが、他社へのDDoS攻撃などの攻撃元として利用される。
②実際に起きている深刻なインシデント事例5選
具体的な事例を知ることで、対策の優先順位が見えてきます。
① プラグインの脆弱性を突いた「管理者アカウントの強制作成」
2025年〜2026年にかけても、特定のプラグイン(例:MemberPressや特定のフォーム系プラグイン)の脆弱性を突き、未ログインの第三者が勝手に「管理者」としてユーザー登録できてしまう事例が発生しています。
- 被害:管理画面にログインされ、サイト設定からバックアップまで全て盗まれます。
② .htaccess改ざんによる「Google検索時のみの不正転送」
直接URLを叩くと正常に見えるのに、Googleの検索結果からクリックした時だけ「偽のセキュリティソフト販売サイト」へ転送される巧妙な手口です。
- 被害:運営者が気づきにくく、発見した時にはGoogleから「危険なサイト」として警告が出され、集客がゼロになります。
③ バックドア設置による「永続的な侵入」
一度侵入を許すと、攻撃者は「バックドア(裏口)」となるプログラムをサーバーの奥深く(wp-includes内など)に隠します。
- 被害:パスワードを変えても、何度でも再侵入され、何度復旧しても改ざんが繰り返される「いたちごっこ」に陥ります。
④ データベース内の「キーワードインジェクション」
サイト内の検索エンジンに認識される場所に、数万件の「コピー品販売」「違法カジノ」などのキーワードを隠しテキストで埋め込まれる事案です。
- 被害:自社のブランドイメージが致命的に傷つき、検索順位が圏外へ飛ばされます。
⑤ コンタクトフォームを悪用した「スパムリレー」
セキュリティ対策の甘い問い合わせフォームを使い、第三者へ大量のスパムメールを送りつける攻撃です。
- 被害:自社のメールアドレスが「ブラックリスト」に載り、日常業務のメールが相手に届かなくなります。
③WordPressで実施すべき10の必須対策
これらの脅威からサイトを守るため、最低限以下の10項目は実施してください。
本体・テーマ・プラグインの最新維持:脆弱性の修正を即座に反映する。
強固なパスワード(12文字以上):英数字・記号を組み合わせ、推測を不可能にする。
ログインURLの変更:/wp-login.php を独自のものに変更する。
二要素認証(2FA)の導入:パスワード+スマホ認証の二段構えにする。
ログイン試行回数の制限:ブルートフォースアタックを遮断する。
XML-RPC機能の停止:悪用されやすい通信機能を無効化する。
WAF(Web Application Firewall)の導入:サーバー側で攻撃を検知・ブロックする。
定期的なバックアップ(外部保存):改ざん時にすぐ復旧できる体制を作る。
未使用のテーマ・プラグインの削除:侵入経路を物理的に減らす。
「admin」ユーザーの削除:推測されやすいデフォルトのIDを使用しない。
専門家による「WordPress保守サービス」のご案内
ここまでお読みいただき、「対策が多すぎて手が回らない」「もし何かあった時に自分だけで復旧できるか不安」と感じられた方も多いのではないでしょうか。
Webサイトは、あなたのビジネスの大切な資産です。しかし、セキュリティ対策は一度設定すれば終わりではなく、365日の継続的な監視と専門的な知識が欠かせません。
弊社では、多忙なオーナー様に代わって、WordPressの安全を24時間守る「WordPress保守サービス」を提供しています。
- 脆弱性のリアルタイム監視と即時アップデート
- 万が一の際のエンジニアによる迅速な復旧対応
- 毎日・毎週の自動バックアップとデータ保護
- セキュリティ設定の最適化代行
「攻撃を受けてから」では、復旧コストも失う信頼も計り知れません。被害に遭う前に、まずはプロの目でお使いのサイトを診断させてください。
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WordPress保守サービスは、単なるITコストや保険費用として捉えるべきではありません。それは、セキュリティリスクを最小化し、ウェブサイトのパフォーマンスと収益性を最大化し、企業の貴重なリソースを戦略的な活動に解放するための「持続的成長への戦略的な投資」です。
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当社のWordPress保守サービスは、保守・アップデートはもちろん、万が一のトラブルにも迅速に対応いたします。
サイト保全の対策として徹底的なセキュリティチェックを行います。サイトの改ざんチェックやハッキングなどの内部監査を通じて、安全確保に努めます。
また、データ保全にも万全の体制を整えており、サイトが壊れてしまった際にも迅速的なバックアップ復元対応が可能です。
さらに、プラグインやテーマのアップデートにおいても手動対応にて定期メンテナンスを行い、常に最新かつ安全な環境を維持することができます。
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