今のサイトの「更新しづらさ」を解消しませんか?
「自社のWebサイト、デザインは気に入っているけれど、運用がとにかく大変……」 そんな風に感じてはいませんか?
多くの企業様で、数年前に制作した「静的HTMLサイト」を現在も運用されています。静的HTMLサイトは、動作が軽くセキュリティに強いというメリットがある反面、運用フェーズに入ると大きな壁にぶつかることがあります。
- ①お知らせを1つ更新するのに、毎回制作会社へ修正依頼を出している
- ②数行のテキスト修正に数千円〜数万円のコストがかかっている
- ③HTMLの知識がある担当者が不在で、情報の更新が止まってしまっている
- ④新着情報を載せたいが、FTPソフトでのアップロード作業が怖くて手が出せない
このような状況は、単に「面倒」なだけでなく、実は大きな「機会損失」を生んでいます。最新の成功事例や季節のキャンペーン情報を即座に発信できないことは、競合他社に顧客を奪われる要因になりかねません。
そこで今、多くの企業様が選択しているのが「デザイン資産はそのままに、中身のシステム(WordPress)だけを導入する」という方法です。
本記事では、コーディング代行の専門家である「ファイブスターコーディング」の知見を凝縮し、静的HTMLサイトをWordPress化する際の具体的な手順、気になる費用相場、そしてSEO順位を落とさないための注意点を、徹底解説します。
①なぜ「WordPress化だけ」の依頼が増えているのか?3つの大きなメリット
サイトをイチから作り直す「フルリニューアル」ではなく、なぜ「WordPress化(移行)」だけを依頼する企業が増えているのでしょうか。そこには、コストパフォーマンスを重視する現代のビジネス戦略に適した3つの理由があります。
1.1運用コストの大幅な削減とスピードアップ
静的HTMLサイトの場合、文字の修正ひとつとっても、外部の制作会社に依頼し、見積もりを取り、修正を確認し……というプロセスが必要です。これには数日のタイムラグと、その都度の外注費用が発生します。
WordPress化すれば、ブログ感覚で自社スタッフが即座に修正・更新を行えます。この「内製化」により、年間で数十万円規模の外注費を削減できるケースも珍しくありません。また、思い立った瞬間に情報を公開できるスピード感は、SNS時代において強力な武器になります。
1.2. コンテンツマーケティングの土台作り
検索エンジン(Googleなど)は、「定期的に更新され、ユーザーに有益な情報を提供しているサイト」を高く評価します。WordPressを導入し、ブログ機能や事例紹介機能を充実させることで、サイト全体のページ数が増え、専門性が高まります。
「お知らせ」だけでなく、「スタッフブログ」や「お客様の声」「よくある質問」といったコンテンツを自社でどんどん追加できる環境を整えることは、中長期的なSEO(検索エンジン最適化)対策の最も確実な近道です。
1.3. 既存のデザイン資産を有効活用できる
「今のサイトのデザインは、自社のブランドイメージを正しく伝えていて気に入っている」という場合、わざわざ多額の費用をかけてリニューアルする必要はありません。
WordPress化の最大のメリットは、「見た目は1ピクセルも変えずに、裏側の管理システムだけを最新にする」ことが可能だという点です。無駄なデザイン費用を抑え、本当に必要な「機能」にだけ投資を集中させることができます。
②WordPress化を外注する際のプラン
「WordPress化したいけれど、どういった内容を依頼すればよいの?」というご担当者様のために、一般的な外注パターンを解説します。
2.1. お知らせ更新のみプラン
お知らせ一覧と詳細ページのみをWP化。他の固定ページはHTMLのまま。
【依頼目的】コストを最小限に抑えたい。更新するのは新着情報だけ。
2.2. まるごと移行プラン
主要なページ(10枚程度)をすべてWP化。全ページ管理画面から編集可能。
【依頼目的】サイト全体を自分たちで管理したい。SEO効果を最大化したい。
2.3. カスタム・DXプラン
物件検索、事例紹介、スタッフ管理など特殊な投稿機能を追加。
【依頼目的】複雑な情報のデータベース化が必要。運用の自動化を追求したい。
WordPress化の費用は、主に以下の3つの要素で変動します。
- ページ数: テンプレート化(共通化)できるページが多ければ単価は下がります。
- 動的機能の複雑さ: 「カレンダーを表示したい」「カテゴリーごとに絞り込み検索をしたい」などのカスタマイズが増えると工数が増えます。
- 既存コードの品質: 既存のHTMLが非常に古い、または構造が複雑な場合、WordPressの構造に適合させるための「クレンジング作業」に追加工数が発生することがあります。
③失敗しないための移行手順
プロのコーダーが、静的HTMLをどのようにWordPressへ変換していくのか。そのプロセスを詳述します。
Step 1:現状分析とディレクトリ構造の設計
まずは既存サイトの全ページを洗い出します。どのURLを維持し、どのページを「投稿(ブログ)」として扱い、どのページを「固定ページ」にするかをパズルのように組み替えていきます。ここでの設計が、後のSEO評価に直結します。
Step 2:テスト環境の構築
本番サイトを動かしたまま、並行して作業用の「テストサーバー」を構築します。ファイブスターコーディングでは、お客様にテスト環境で動作を確認していただき、納得していただいてから本番サイトへ反映させるため、公開後に「思っていたのと違う」というトラブルを軽減します。
Step 3:テーマの共通パーツ化(モジュール分割)
静的HTMLでは各ページに記述されていたヘッダーやフッターを、WordPress専用の共通パーツとして切り出します。これにより、ヘッダーの電話番号を一箇所変えるだけで、全ページが自動的に更新される便利な仕組みが完成します。
Step 4:メインコンテンツの組み込みとカスタムフィールドの魔法
共通パーツが完成したら、いよいよ各ページのメインコンテンツをWordPressのシステムへと組み込んでいきます。ここが「更新のしやすさ」を左右する最も重要な工程です。
多くの代行業者では、単にWordPressの標準エディタ(本文入力欄)にHTMLを貼り付けるだけで終わらせてしまいます。しかし、これでは後で文字を修正する際にHTMLタグを壊してしまい、デザインが崩れる原因になります。
ファイブスターコーディングでは、「カスタムフィールド」という技術を駆使します。 例えば、製品紹介ページであれば、「製品名」「価格」「スペック表」「メイン写真」という具合に、入力項目を専用の枠として作成します。ご担当者様は、その枠に情報を入力するだけ。裏側のプログラムが自動的にHTMLを生成するため、誰が更新しても1ピクセルの狂いもなくプロのデザインが再現されます。この「壊れない管理画面」の構築こそが、私たちのこだわりです。
Step 5:プラグインの選定と「サイトの健康管理」
WordPressには「プラグイン」という拡張機能が無数に存在し、お問い合わせフォームやSEO設定などを簡単に追加できます。しかし、便利だからと入れすぎるのは禁物です。プラグインの過剰な導入は、サイトの表示速度を低下させ、セキュリティホール(脆弱性)を生む原因になります。
私たちは、「最小限のプラグインで最大限の効果」をモットーにしています。
- セキュリティ: 不正ログインを防ぐ強固なガード。
- SEO: Googleが推奨するメタデータやXMLサイトマップの自動生成。
- お問い合わせ: 履歴管理や自動返信メールの安定した動作。 これら「必須」と言えるものだけを厳選し、複雑な機能は可能な限りプラグインに頼らず自作コード(PHP)で実装します。これにより、数年後もサクサクと動き、セキュリティトラブルの少ない「健康なサイト」を実現します。
Step 6:データ流し込みと緻密な「表示確認テスト」
システムが組み上がったら、既存サイトからコンテンツを移設します。この際、ただコピー&ペーストするのではなく、最新のHTML5基準に合わせたコードのクレンジングも同時に行います。
流し込み完了後は、過酷なまでの検証作業を行います。
- ブラウザチェック: Google Chrome, Safari, Edgeなど各ブラウザでの表示確認。
- デバイスチェック: iPhone, Android、iPadなど実機でのレスポンシブ動作確認。
- リンクチェック: 内部リンクがすべて正しくWordPressの構造に置き換わっているかの確認。 静的HTMLからWordPressへ移行すると、画像パス(保存場所)が大きく変わります。「画像が表示されない」「リンクが切れている」といった初歩的なミスをゼロにするため、専用のチェックツールと目視によるダブルチェックを徹底しています。
Step 7:運命の「本番反映」と301リダイレクト設定
いよいよ最後は、テスト環境から本番サーバーへの移行です。このステップで最も注意すべきは、前述の「SEO評価の引き継ぎ」です。
既存サイトのURL(例:index.html)をそのまま活かすのか、あるいは新しいURL構造にするのか。URLが変わる場合は、検索エンジンのクローラーに対して「新しい住所に移転しました」と伝える「301リダイレクト」を.htaccessファイルに記述します。
この処理を1ページずつ丁寧に行うことで、これまでの長い年月をかけて蓄積してきたGoogleからの信頼(ドメインパワー)を、新しいWordPressサイトへ100%継承させます。反映作業は、アクセスが比較的少ない時間帯を狙い、万が一のトラブルにも即座に切り戻せる体制を整えて実行します。「公開ボタンを押して終わり」ではなく、無事に公開され、検索エンジンに正しく認識されるまでが私たちの仕事です。
④サイトを守り、快適に動かすための「サーバー選びとセキュリティ」
WordPress化において、システムの構築と同じくらい重要なのが「どのサーバーで動かすか」と「どう守るか」です。静的HTMLサイトの頃にはあまり意識しなくてよかったポイントを詳しく解説します。
WordPressに最適なサーバーの条件
現在、多くのレンタルサーバーが存在しますが、WordPressを運用するなら以下の3点が揃ったものを選ぶべきです。
- 高速なディスク(NVMe等): データベースへのアクセスを高速化します。
- 無料SSL(HTTPS)対応: 今やWebサイトの必須条件です。
- 自動バックアップ機能: 万が一のデータ消失や誤操作の際、数日前の状態にすぐ戻せる安心感は、運用担当者にとって最大の保険になります。
代表的なおすすめとしては、エックスサーバー、ConoHa WING、さくらのレンタルサーバ(ビジネスプラン以上)などが挙げられます。弊社では、現在お使いのサーバーがそのまま使えるか、あるいは移行すべきかの判断も無料で行っております。
「WordPressは危ない」という誤解を解くセキュリティ対策
「WordPressは攻撃を受けやすい」と聞いたことがあるかもしれません。世界シェア1位のシステムゆえに、不正アクセスのターゲットになりやすいのは事実ですが、適切な対策を施せば過度に恐れる必要はありません。
ファイブスターコーディングでは、以下のセキュリティ設定を「標準」として推奨・実施しています。
- ログインURLの変更: 標準の
/wp-admin/から推測されにくいURLに変更し、ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)を防ぎます。 - 海外IPからのログイン遮断: 管理画面へのアクセスを国内限定に絞り、不正アクセスの9割以上をカットします。
- 2段階認証の導入: スマートフォン等を用いた認証を追加し、パスワード漏洩時のリスクを排除します。
- バージョン管理の徹底: WordPress本体やPHPのバージョンを最新に保つための保守アドバイスを行います。
WordPress化でよくある失敗事例と回避策(Q&A)
WordPress化は非常にメリットの多い施策ですが、正しい知識を持たないまま進めると、思わぬトラブルを招くことがあります。ここでは、私たちがこれまで多くのお客様から相談を受けてきた「リアルな失敗談」をベースに、その回避策をプロの視点で解説します。
Q1. WordPress化したら、Googleの検索順位が急落したのですが…
【失敗事例】 「これまでは特定のキーワードで1ページ目に表示されていたのに、WordPressに移行した途端、圏外に飛ばされてしまった」というケースです。
【原因】 最大の原因は「URL構造の変化」と「リダイレクト設定の漏れ」です。例えば、静的サイトでは example.com/service.html だったURLが、WordPress化で example.com/service/ に変わったとします。Googleからすれば、これは「別ページ」扱いです。設定を怠ると、これまでの検索評価(被リンクやドメインパワー)がリセットされ、404エラー(ページ未発見)が頻発してしまいます。
【回避策:プロの視点】 私たちは移行時に必ず.htaccessを用いた「301リダイレクト」を全ページ分設定します。これは、古いURLに来たユーザーと検索エンジンを、自動的に新しいURLへ恒久的に転送する処理です。これにより、これまでのSEO評価をほぼ100%引き継ぐことが可能です。また、titleタグやメタディスクリプションも1文字違わず移植することで、順位変動のリスクを最小限に抑えます。
Q2:納品後、自分たちで更新しようとしたらデザインが崩れてしまいました
【失敗事例】 「新しい記事を投稿して画像を貼ってみたら、枠からはみ出してレイアウトがぐちゃぐちゃになった」「変な余白ができてしまった」という失敗です。
【原因】 これは、WordPress化の段階で「誰が更新しても崩れない設計」がなされていないことが原因です。自由に入力できるエディタ(本文欄)に頼りすぎると、HTMLの知識がない担当者様が操作した際に、意図しないタグが混入してデザインが崩れてしまいます。
【回避策:プロの視点】 私たちはカスタムフィールドを活用します。例えば、「画像」「価格」「紹介文」といった入力項目を専用の枠として作成します。担当者様は、決められた枠に写真を選んで文字を入れるだけ。裏側のプログラムが自動的に最適なレイアウトで出力するため、どれだけ更新してもプロ品質のデザインが維持されます。
Q3:サイトの表示速度が以前より遅くなって、イライラします
【失敗事例】 「以前のHTMLサイトはサクサク動いていたのに、WordPressにしてからページが開くのが遅くなった」という不満です。
【原因】 WordPressは、ページを表示するたびに「データベース」から情報を呼び出すため、物理的に静的HTMLよりも処理に時間がかかります。また、便利だからと「プラグイン」を入れすぎたり、大きな画像をそのままアップロードしたりすることも速度低下の大きな要因です。
【回避策:プロの視点】 まず、不要なプラグインを一切排除した「軽量なテーマ作成」を行います。その上で、画像の次世代フォーマット(WebP)への対応や、ブラウザキャッシュの最適化、コードの圧縮(Minify化)を実施します。また、サーバー自体のスペックがWordPressに適しているかどうかも事前に診断いたします。
コーディング代行選びで迷ったら
コーディングは、Webサイトという「建物」を支える目に見えない「骨組み」です。 ファイブスターコーディングは、その骨組みを世界最高水準のクオリティで作り上げることに情熱を注いでいます。
- 「今の外注先の品質に満足していない」
- 「技術的な相談ができるパートナーが欲しい」
- 「とにかく急ぎで高品質な成果物が必要だ」
どのようなお悩みでも構いません。まずは弊社のエンジニアへ、お気軽にご相談ください。貴社のデザインを、最高のパフォーマンスを発揮するWebサイトへと昇華させます。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。